新緑の季節(5月)

 桜の季節が過ぎ,いよいよ新芽,新緑の季節を迎えた熊本です。田畑や野山が次々と緑に。ところで「みどり」は古代日本では色の名ではなく,草木の新芽や若葉そのものを指した言葉。時が進み,次第に新芽や若葉の色「緑色」を指すようになったとのこと。赤子を「みどりご」と言うのも「新芽のように初々しい子」で,「みどりの黒髪」は「みずみずしくつややかな黒髪」の意味,古代の名残りでしょう。大震災の東北からも桜や新緑のニュースが届きました。緑は生きる力,生命の証し,復興のシンボル。がんばろう日本!
 
栗,4月10日 からたちの名は唐橘(からたちばな) からとのこと,4月10日 春の七草の仏の座(キク科の田平子)とは別種,4月10日 小さな梅の実,4月10日
栗の新芽 カラタチの花 仏の座 梅の実
キウイフルーツの若葉,4月28日 エンドウ豆の花,4月28日
キウイフルーツの花芽 エンドウ豆の花
ニョキニョキとたけのこ,4月26日 栗,4月28日
筍(タケノコ) 栗の新緑
カタクリの花,5月4日 カタクリの花,5月4日
カタクリの花(美里町の雁俣山にて,2011/05/04)
 
 
 今回は,我が家の春の息吹を撮ってみました。新緑を求めて緑川と球磨川の分水嶺の一画を占める雁俣山へ,何とカタクリの可憐な花が。今後,栗,梅,キウイフルーツ,エンドウ豆,ミカン,柿などの収穫までを追ってみたいものです。2011/05/05

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